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大学部活合宿以来の厳しい試練orz

私は学生時代、剣道をやっていて、まぁ軟弱大学なので他の学校と比べると
大して厳しくは無かったと思うが、それでも合宿は非常につらかった・・・><
昨日は、久々にそんなつらさと、自分のへたれさを十分実感できる活動であったorz

「ルート610」さんが企画した、スペシャルイベント「MTBフリーライドスペシャルツアー」
身の程知らずにも参加して来たのだ。
概要は、清瀬からチャーターバスで県境の峠下まで行き、そこから峠まで押し上げ。
峠からは標高差約1500mのダウンヒル!
終点で先回りしているバスにピックアップしてもらい、清瀬まで戻る、と言う計画である。

この話を聞いた時に、これは滅多に無いチャンスだ!と思って参加申し込みをした。
実はこの辺りはダウンヒラーにとっては、なかなかに有名なコースらしい。
ただ、問題がある。アクセスである。
輪行して行くとしても、峠までえらく長い距離を登らなくてはならない。
車をデポして、と言う方法もあるが、下るのは逆方面なので、車の回収が問題だ。
その点、このチャーターバス先回り作戦は、問題点を見事にクリアーしているのだ。

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自転車をばらしてバスに積み込みます

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バスの中はこんな感じ

バスは中型の路線バスで、19人と19台の自転車が入ると身動きも出来ません^^
さて、参加は現地合流2人を含めて21人と言う大所帯。
実を言うとここに落とし穴があったのだ!
私は自分勝手に、ここまで人数が多いと、同じような初心者もいるだろうし、
そんなにすごい所にも行かないだろう、とたかをくくっていたのだ

ところが、集まって来たメンバーは平均年齢30代後半位で、体付きを見ても自転車を見ても
みなさんこの道のエキスパート、と言う雰囲気なのである。
体育会系クラブの合宿に、何を勘違いしたのか近所の初心者メタボ親父がいきなり参加した感じか?
当然の事ながら、部活合宿と同じで、団体行動故にいくら厳しくとも、自分の都合で離脱など出来ない。

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峠入り口近く

ここから山道に入り、直登気味の山道を約1時間、峠まで押しと担ぎである。
実はこれが大変きつかった
冷静に考えると、ここで全てが終わった、と言う事かも知れない。
普通に歩いてもキツそうな登山道なのだが、プラス自転車があるのだ。
半分は何とか押して登れるが、半分は押すのも不可能で、担いだり、持ち上げたりしなければ進めない。
これで一挙に体力を消耗してしまったようだ。
最後の方は、自転車を持ち上げた状態では足が上がらなくなってくる

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ひたすら押して・・・
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担いで、持ち上げて・・・

フルサスバイクの場合、トップチューブとダウンチューブの隙間が無く、ダウンチューブの下に
肩を入れて持ち上げている方もいた。う~~ん、すげ~体力だなぁ^^
この担ぎ上げには足の筋力は勿論、腕、背筋等の筋力の強さも要求される。
腕の筋肉等何も無い私は、この時点で早くも降参モードなのだorz

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クマ笹で覆われた美しい峠付近

ここでランチタイム。2000mに近くなると、気温も湿度も低く、日差しは強いが、
今まで汗だくだったのが嘘のように気持ち良くなってくる。

まずは最初の休憩場所まで一挙に急坂を500m程下る。下りなのだがこれまたきつい><
つまり、登りで足と腕の筋肉を使い切った私は、色々とふんばりが効かないのである。
MTBのダウンヒルでは腰を引いてバランスを取るのだが、足に力が入らないために
その姿勢を2分と維持できない。
サドルに座るとバランスが悪くなるために、乗っていられない。
と言う悪循環が続き、半分は押して下った。道も急坂の上、石ががれていて怖い。
そもそも九十九折なのだが、人間が歩く登山道としての九十九折なので、本来的には
自転車のホイールベースでは曲がる事は不可能なのだ。
ところが熟練者の皆さん方は、後輪をラリーカーのようにスライドさせたり、
お尻を振ってジャンプして方向を変えたりしている。
そんな事出来ましぇ~~~ん!

へたった私を見て、途中で武藤店長が重い荷物を自分のバックに入れてくれる
そして、途中でいつのもように右膝が痛くなって来ると、なんとメンバーの方に整体士の方がいて、
膝にテーピングを施してくれ、プラス簡易針を打ってくれた。
もう感謝感激である

ここからの尾根道は若干の上り返しはあるものの、九十九折れの道も無く、
何よりも応急治療が効いたのか、スタンディングで走れるようになる。

最後の尾根からの下りはまたもトラバースの狭い登山道となる。
危険な所では足を付くのだが、ここら辺に来ると足の踏ん張りが全く効かずに、
自転車と体重を支えきれず4~5回転んだが、立ちゴケに近く、お尻から転ぶので
特に怪我は無かった。
ただ、ここで怪我をしては更にみなさんにご迷惑を掛けるので慎重に下る。

ようやくアスファルト道に降りた時の開放感!
なんと表現したらいいのか!
合宿最終日、稽古の終わりを告げる太鼓が鳴る!!

ベテランの方が私の話を聞いて、「MTBに乗って2回目でここに来た人、最短記録じゃないの?w」
と笑われた。はい!少し無謀でした><
ベテランをして、「全部乗って下れなかったのがくやしい」と言うのだからやはり難コースなのだろう。
私は何時になったらこんなコースを楽しめるようになるのだろうか?
とりあえず、MTB・DHは、体全身の筋力の強さが必要だ、と言う事が実感できた。

最後に武藤店長、色々と面倒を見させてしまって本当に申し訳無く思っております。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
また、膝の応急治療をしていただいたH先生、そして遅い私を嫌な顔せずに待ってくれた
参加者の皆様、本当にありがとうございましたm(_ _)m

(下りは余裕が無くて写真はナシw)











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親父達の汗だくハイキング

昨日は、ハイキングクラブのメンバーと浅間嶺を巡るハイキング。
ガイドブックによると初級者向きとあるし、ちょこちょこっと登って
頂上でカラスミを頂いて・・・と言う作戦だったが・・・。

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武蔵五日市駅バス停の混雑

ハイキングもブームなのかも知れないが、バス停には長蛇の列。
最近「山ガール」やら「アウトドア女子」等という、いかにも広告代理店の考えそうな
コピーが氾濫していて、さぞかし若い女の子で溢れているのかと思ったが、
やはりメインは中高年の女性だった(笑)
まぁ、中高年の女性だからと言って「アウトドア女子」には変わらないんだけどね

さて、この日はデジカメを忘れてしまったorz
売店で「写ルンです」を買ったが、実は初めての使用だ。
ISO400のフィルムに32mmf10のプラレンズ、SSは1/140の固定でパンフォーカスと言う粗末な物で、
とりあえず「なんとか写ります」と言うレベル。ネガスキャン写真が大変見にくいがご容赦を。

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浅間嶺への登り

上川乗でバスを降り、登山道に取り付く。いきなりすごい登りだ。
1昨日だか、この辺りに集中雷雨があったらしく、木々がしっとりとしている。
で、南斜面も関係しているのか、本日の強い日差しに照らされて、樹林帯の中はえらい湿度!
もう汗が顔からしたたり落ちる。

実は最近まで私は、汗をかかない体質だと思い込んでいた。
ところが、5ヶ月前から自転車に乗り始めてから、汗が出るようになって来たのだ。
単純に汗腺の穴が開いたのか、色々な循環が良くなったのかは不明だが、
結論として、今まで汗が出る事をやっていなかっただけなのかも知れないな(笑)
15分に1回は休憩をしながらヘロヘロと登り、ようやく浅間嶺の尾根づたいに出る。

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ようやく浅間嶺の見晴台に到着

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親父達のささやかなランチタイム

ここで昼食にする。この日は、みんなでノンアルコールビールを持参。
なんてったってつまみには、ひととせ師匠台湾土産の特上カラスミがあるのだ!
やはり、ビールの雰囲気も味わいたいではないか。
私はノンアルコールビールを飲むのは初めてだったが、実にうまく作ってあるもので、
飲んだ感じは普通のビールと変わらない。当然、高揚感が違うのだろうが、疲れた後で飲むと
何故か酔った雰囲気になる(笑)

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峠の茶屋の前の展望

ここから長い下りを下って峠の茶屋へ。
最近「アド街ック天国」で紹介されたとかで、ちらほらと人がいるが、普段は誰も来ないと思われw
この茶屋「高嶺荘」の創業は江戸時代初期の1668年と言うから、相当歴史のあるお店だ。
五日市から時坂峠~浅間尾根道は江戸時代、裏甲州街道のような位置づけだったらしい。
江戸時代の人達は、みんなこの茶屋で休んでから旅を続けたのだろう。

ここからは舗装された林道を行かずに、時坂峠から地道の古道を下る。
「江戸時代は牛馬の往来が激しく」、みたいな案内板があったが、すごい急坂で本当に牛は登れたのか?

足がカクカクになって来た所で、払沢の滝入り口に到着。
ここから少し登って日本の滝100選の1つでもある払沢の滝に到着。なかなか素晴らしいロケーション。
冷たい沢の水で顔や手を洗い、ついでに子供達の真似をして裸足になり足を浸す。
あ~~気持ちいい!
ただ、うっそうとした木々に囲まれた滝は「写ルンです」では満足に写らず><
その後、バスで五日市まで戻り、直前に腰痛でDNSとなったHさんを含めて立川で反省会。

本日起きたら、えらくふくらはぎが痛い><
自転車で筋肉痛になる時は、大体大腿部が多いのであるが、やはり使用部分が違うのかな?

また、本日は先日購入したハイキングシューズのデビュー戦であったが、
とりあえず使用感はともかく、指先が痛くないというのは本当に幸せである^^

お付き合いいただいた皆さん、ありがとうございましたm(_ _)m






脛毛処理

「脛毛」=「すねげ」なんである。

今まで知らなかったが、ひととせ師匠曰く「自転車乗りたるもの、毛がボーボーじゃいかん!」と・・・。

一般的なレーパンを履くと、膝から下は素肌である。
そこに毛が生えていてはダメだと言うのだ。

調べてみると、元々落車等で裂傷を負った場合、毛があると衛生的に良くないし、
応急手当の際にも、不都合な場合が多々あるようだ。
よって、プロのレーサーはツルツルにして、万が一のアクシデントに備えているらしい。
ただ、それが高じて現在では一般的にエチケット的な意味も含まれているらしい。

実は私はあまり毛深く無い。腕等は女性もうらやむ程の無毛状態だ。
一回ひげを伸ばそうと思った事もあったが、あまりの密度の薄さに、
ただの不精ひげにしか成らず諦めた事がある。
もみあげと、口ひげがつながる人が羨ましい!!><

そうは言っても、すねには密度が薄いながら少しは毛が生えている。
それを先日から剃刀で剃っていたのだが、滅茶苦茶肌が荒れるのだ。

これもまた恥ずかしい話だが、私はすごい敏感肌なのである。
若い頃に海に行っても、はしゃぎ回る女の子を横目に、日焼け止めクリームを塗って
ずっとビーチパラソルの下にいても、火ぶくれで死にそうになるのであるorz

どなたか、敏感肌の方。肌荒れ無しに脛毛を処理する方法はないでしょうかね?


ヨレヨレ・リハビリ・グリーンラインorz

昨日は、先週待ち合わせの時間に起床する、と言う大失態をやらかしたリベンジ。
ひととせ師匠に「いつかは大弛に行きたいなぁ」と話した所、「では、徐々に長い坂で訓練」
という事で、予定ルートは「林道清流線」からグリーンラインを遡り、白石峠まで行くコース。
足の手術等もあって、かれこれ2ヶ月間ちゃんと自転車に乗っていない。結果は如何に?

いつのように岩沢運動公園まで車デポ。師匠とは駿河台セブンで合流。

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LIGHTNING ALPINの初出走

巾着田から清流線に入ります。うっ・・・きっ・・・きっつい!orz
元々弱々の私が、2ヶ月間の休息期間を経て、筋肉が元に戻ってしまった感じである
車体やら部品が少しずつレベルアップしているのに、エンジンはそれと反比例してどんどん
ポンコツになって行くようだ。まさに本末転倒とはこの事である。
あまりの私の体たらくに、師匠が「まぁ、久々だし、途中でエスケープしようか?」と言ってくれる(涙)

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すごくきつく感じた清流線

それでも何とかグリーンラインに出て、斜度が緩くなるとようやく少しばかり足も回るようになる。
しかし、直射日光は無いものの、気温も結構高く、何よりも湿度がものすごくて(90%以上?)、
スチームサウナに入っているようである。

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顔振峠を経て、関八州見晴台で一休み

さて、どの辺からエスケープするのかな?等と期待、妄想していると、
カッコいいグリーラインFLジャージを着た二人組が登場!いや~奇遇です。

お二人も白石峠方面へ向かう、という事でご一緒させていただきます。
ここで、私の密かな願望のエスケープ作戦が・・・w
しかし、師匠プラスお二人が速いので、ヘタレな私は坂道になると徐々にちぎれていきます

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刈場坂峠、霧で下界は何にも見えません

ヘロヘロと大野峠を越えて白石峠へ。
ここで、ポチポチと雨が降り始め、下界に下る事にします。
グリーンラインではあまり自転車を見なかったのですが、白石峠の下りでは
ドンドン自転車乗りが登って来ます。数えなかったけど、30人位はすれちがったかも。
みんな頑張っているなぁ^^

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SBの聖地白石峠には人がいっぱい!

さて、昼飯をどうしようかと相談して「とき庵」に行きますが満員で断念。
そこで弓立山の東側を抜けて、越生の「甚五郎」に向かいます。
ただ、途中の何でもない坂でも足が終わっているのか、どんどん遅れます><

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「甚五郎」で食べた天ざるそば。あ~~思考能力ゼロでありました><
ここの売りは「うどん」だったでは無いか!


ここから、成り行きで「滝の入線」を越える事に・・・。
聞いて無いよ~~

途中で草を食むヤギを発見し、写真を撮ったり、つぶやいたりしている3人を無視して、
全く余裕の無い私は先行しますが、最後にテツ会長とひととせ師匠に差されましたです><
ここから、桂木線を下り、FLのお二人とお別れ。
いや~~お世話になりましたm(_ _)m
こんなヘタレな私ですが、機会があったらまた宜しくお願いします!

ここからもちょっとした坂でもヘロヘロになりながら無事、駿河台セブンに到着。
帰ってからも、最初のサイクリングのように、足の筋肉は痛いし、首や腰や肩も痛い。
怠けている間に、体は正直なもので元に戻ってしまったようだ。
また、一から出直しだな(涙)

走行距離 83km、獲得標高 1650m

ひととせ師匠!こんな私ですが見捨てないでね!(笑)

















猫に小判か? 新兵器ゲット!

KUOTA KHARMAは、どこと言って不満は無いのだが、前回のツーリングでひととせ師匠の
「カンパシャマルウルトラⅡ」を借りて走った時の印象が強烈だった。
「あ~~軽いホイールってこんなにも違うんだな」と・・・。

ただ、前後1500gを切るようなホイールは、す~~ごく高価で10万以下の物はまず無い。
重量と価格は、基本的には反比例の線を描くのである。
ホイールに十数万出すような余裕は無いし、いつも言っているように私のような
初心者激遅ライダーが、そんな高価な部品を付けていても馬鹿にされるだけなのだ。

しかし、最近何かとお世話になっている「ルート610」の店主から「すごく軽くて、剛性感も良くて、
おまけに激安のホイールありますよ」と・・・。
それは「LIGHTNING ALPIN」

先日、入荷した、との事で本日早速GETしてきた^^
重量はなんと!1330g(カタログ値)、価格は定価で¥52500!
シマノのデュラ(1386g)やフルクラムのレーシングゼロ(1435g)よりも軽いのだ。
しかしながら価格は3分の1位。価格破壊と言うか、既成概念への殴り込みである。
ここまで話がうまいと、剛性感やら走行感に不安も感じるが、NETでの評判も非常によろしいし、
何よりも「ルート610」の店主が自分のスペシャライズドTARMAC SL-2と言うガチガチの
レースバイクで愛用していて、「すごくご機嫌な剛性感!」と言うのだ。
私が「ご機嫌」と感じるかどうかは別として、またまた買ってし魔王降臨である

このホイールは昨年あたりから販売されているが、GETしたのは今年から初登場のカラーとなる
シルバーバージョン。ホイールには「LIMITED EDITION」とある。
これが本当に限定品かは不明だが、私は「初物」とか「限定品」には弱いのだ
最近、部品も何故かブラックやホワイトにペイントされた物が多いが、アルミはアルミらしく
シルバーが潔いではないか!

家に帰って早速セッティング。タイヤはひととせ師匠お奨めのパナRACEtypeDにした。
見た目はシンプルでカッコいいとは思うが、逆に言うと地味。例えばカンパのような「華」が無い。
しかし、持った感じだけで今までのMAVICアクシウムとは重量感が全然違う。
試しにタイヤをSETした状態で重量を量ると、前輪でマイナス330g、後輪でマイナス260g、
合計590gの軽量化に成功!ただ、この内の100g位はタイヤでの軽量化である。
パナDUROは耐パンク性に振ったタイヤで決して軽量タイヤでは無いが、デフォのケンダのタイヤが
いかに重かったか、と言う結果も出た。

まぁ、冷静に考えると、これで速く走れる訳でも無いのは重々承知だが、サイクルスポーツ紙に
こんな言葉が書いてあった。

「よく『機材じゃなくて足だ』なんて言われますが、それは本当に強い人のせりふ。
われわれは機材に左右されるんです」


私が文中の「われわれ」以下の範疇にカテゴリーされる不安はあるが、買ってし魔王の言い訳として
けだし名言ではないか!

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つーか、乗らないと何にもならないよなぁ


プロフィール

K田

Author:K田
オーバーフィフティおやじの自転車関係を
メインとしたたわ言です。

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