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二十曲峠

またまた1ヶ月ぶりの自転車で足は退化しまくりだが、昨日は師匠と前々から行こう、
と計画していた富士八景の一つ「二十曲峠」へ行って来た。
苦労して上った後のご褒美は、富士山ド~ンらしい。

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スタートは富士急大月線の東桂駅

このルートには途中3キロ程度のダートがあるらしいのだが、微妙な距離でもあるし
MTBでは無くランドナーを選択した。
実は最近痛感しているのだが、あんなすごいローギアがあるにも関わらず
MTBで舗装路(ダートもだが)を上るのは滅茶苦茶疲れる。
タイヤの太さ等も関係あるのだろうが、一番の原因はサスペンションショックだと思う。
私には力学的知識は無いが、あのサスのせいで推進力が相当パーセント逃げているのではないか?
サスロックもあるが完全にロックされる訳では無い。(ひょっとして私のサスフォークがおかしい?)
ともかくMTBと言う自転車は「ダートを楽しく下るため」の目的特化アイテムなのだ。

で、ランドナーだが、何回か輪行練習をしたのだがフォークを引っこ抜いたり、
マッドガード調整とかにえらく時間がかかるし、イマイチ輪行袋への収まりが悪い。
今回は苦肉の策でマッドガードを付けずに輪行する事にした。見た目はちょっと我慢

東桂駅には8時前に到着。鹿留川沿いの快適な林道をゆるゆると上る。

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途中、3キロ程のダート

この程度のダートであれば上りに関してはMTBよりもランドナーの方が全然楽だ。

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途中から8%前後の坂となり足につらくなる

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この外寄橋沢橋辺りから若干斜度が緩くなる

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雰囲気のいい道が続く後半

途中すこしきつい部分もあるが、最後は等高線に沿いながら自動車、バイクも通らない最高の道を進む。
日影も多く、あまり暑さも感じない。そして・・・

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二十曲峠到着!!1151m

ようやく峠に到着するが・・・雲で富士山見えず
富士山の方向以外はど・ぴーかんなのに・・・。これは再チャレンジであります。

当初は御殿場へ抜ける予定だったが、時間が早かったので道志を抜けて中央線に戻る事にする。
山中湖に下るが、何だかえらく暑い。山中湖ですらこんなに暑いのか・・・。
昨今の日本の夏の温度は異常で、知人の住むタイ、バンコクより暑いのだ。
気温が上昇し過ぎているせいか、山中湖を渡る風が何だか生臭い。

山伏峠を越えて道志道に入るが、運動不足と不摂生が響いてもう足が限界
道志道から道志ダムを通り県道76号線を行くが、ピークのトンネルまで日影も無い南斜面で
暑さにやられてダウン寸前多分、熱中症一歩手前。

ようやく藤野駅に辿り付きここから輪行。
暑さと運動不足でヘロヘロになったが、二十曲峠自体はアプローチ含めて素晴らしい所で
また是非雲の無い日にチャレンジしたい。
師匠、またまたお付き合いありがとうがじました!

帰ってシャワー浴びてうとうとしてたら、今まで経験した事が無い痛みと共に
右足太股内側が攣った。走っている最中ではなく良かったが、相当足も痛んだんだなぁ。
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東京の山奥、浅間尾根を越える林道

昨日はひととせ師匠と浅間尾根を藤原峠で越え、北秋川から南秋川へと至る
数少ない東京のダート林道「入間白岩林道」に行って来た。

五日市から檜原村役場先のT字路を右手に進み、藤倉方面に向かう。

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西東京バスの終点「藤倉」

藤倉を過ぎると斜度がだんだんきつくなる。
平均8%位?MTBだとロードにも増してきつい

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風張林道との分岐

もうここまでで既に足にキテマスorz
180度折り返して上に行くと昨年撃沈した風張林道だ。今回は直進する。

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入間白岩林道に突入!

しばらく行くと左側に林道入口が出現。ここからはダートだ。
最高点の藤原峠までの標高差は330m。

大体の林道がそうであるようにここも入りの勾配がキツイ。
路面も相当荒れており、走りにくい。と言うか単純に足の限界
私は無理せず何回か押して歩く。

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バイクも車も通らない静寂な世界

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この辺りでダート終了

すんごくきつい上り部分がダートで、稜線沿いのちょっと楽な部分は舗装となる。

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結構上ってきました

この林道でちと残念なのは上りの途中でダートが終わり、下りのダートが楽しめないところ。
ダートの下りを楽しむには逆から上ればいいのでは?と思ったが、
実際に下るとすごい斜度の連続で南側からはきつそうだ。

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浅間尾根登山道途中の藤原峠(数馬峠)893mが最高点

先週転んで痛めた足の状態がイマイチだったが、久々に清清しい山奥ダートランでした。
師匠、お付き合いありがとうございました。

油断大敵、パンクの元

月イチライダーがだんだん定着して来た私。
昨日は師匠と都幾川までかき氷を食べに行こう、という計画。
果たして足は回るのか?

飯能から裏道を通りつつ毛呂山からお馴染み滝の入線へ。
滝の入線と桂木線の分岐点少し手前の緩い下りでアクシデント。
先週は風雨が強い日が多く、林道には木の枝が多く散乱していたが、
目の前に直径2cm、長さ50cm程度の微妙な大きさの木の枝が・・・。
避けようと思えば避けられたが大した大きさでも無かったのでそのまま突っ切る。

と・・・普通では考えられないはね方をした木の枝は絶妙な角度でホイールとフォークの間に挟まり
フロントホイールが一瞬にして完全ロックし、ジャックナイフ状態でそのまま左に転倒。
膝と腰を打って結構痛かったが、すぐそばにランナーの方がいて「大丈夫ですか?」
と近づいて来たので「大丈夫です、大丈夫です」とやせ我慢をしつつ木の枝を除去し、
再乗車した1秒後「パーン」と派手な音と共にパンク。
なんと!人生初パンク!

実は私、若い時にランドナーで峠越えをしていた時代も含めて、
今まで走行中にはパンクを1回も経験した事が無いのだ。
(家でタイヤ交換時、レバーでチューブを切った事は3回位あるorz)
乗車時間が短いんだろう、と突っ込まれれば返す言葉も無いが、まぁ今まで幸運だった。

交換作業に入るが、指の腱鞘炎でイマイチ力が入らずもたもたしていると、
見かねた親切な師匠がほとんどの作業をやってくれる。いや~本当に助かりました。
タイヤの状態だが、多分木の枝との強い接触でサイドがスパッと3cm位切れている。
このままチューブ交換して空気を入れてもチューブが穴から出て来てしまい、
再度パンクとなってしまう。
が、これまた自転車を再開する際に師匠に教えてもらった便利グッズの一つとして
タイヤの切れ端を持参していたので、それを内側に貼り付けて事無きを得る。
備えあれば憂い無しでございます
実際、この処置をしても切れた部分が途中から若干膨らんで来たので、
チューブ交換だけだと確実に走行不能だったろう。

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木の枝と接触してサイドカット

その後滝の入線を下りシロクマパンで昼食。
店内がちょうど一杯でテラスで食べたが、結構日差しが痛い。これから9月位まではテラスはきついな。
と、そこに卓球師匠登場!何やら片道80キロ位を自転通しているらしい。若者は羨ましい

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今日のメニューはアップルパイとソーセージ

卓球師匠とお別れし、温泉スタンド経由で都幾川四季菜館へ。
目的は四季菜館の駐車場スペースでキャンピングカーにて臨時営業中の「かき氷山田屋」さん。
シーズンだけの営業で、6月は土日のみだそうだ。
数量限定品の「宇治抹茶スペシャル」を頂く。疲れた体に甘味は堪りませんね

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「かき氷山田屋」さん

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「宇治抹茶スペシャル」。かき氷本体がシルキーです

タイヤの様子が心配だったので今日はここで折り返し。
師匠、今日は何時に増して本当にお世話になりました。

教訓:障害物は小さな物でも侮らずちゃんと避けましょう!

走行距離     70km
獲得標高   993m

東京のダート林道

昨日はひととせ師匠にお付き合いしていただいて久々にダートを走ってきた。

起点は武蔵五日市。
天気がいい日曜日とあって駅前には中年(以上?)のハイカーがいっぱい!

さて、その昔学生時代にランドナーで走り回っていた時代は「林道=ダート」と言う
図式だったのだが、今や探すのも一苦労。
ダートを求めるとどうしてもシングルトラックを走る事になってしまうが、
今回は貴重なダブトラのダート林道かつ東京都内!

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まずは「林道星竹線」

舗装部分の導入部で子の権現南坂かっ!と言う坂が出現し(あそこまで斜度は無いっす^^)
いきなり押しが入る

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ダート部分になると斜度も緩くなるが、ダートの登りって本当にきつい

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金毘羅山鞍部付近がピーク、ここから南沢作業道

金毘羅山が右に見える辺りがピークでここからはずっと下り。

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ド~ンと下る師匠、ダートの下りは気持ちいい^^

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五日市まで戻って「林道横沢・小机線」

ここもダートダブトラ林道。一部大きな石ががれていて走りにくい。下った所が「横沢入」。
以前行った町田の小山田緑地のような東京とは思えない里山風景が広がる。

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最近聞くことも無い蛙の鳴き声が心地良い「横沢入」

時間が思いのほか早かったので、ちょっとだけ二ツ塚峠からのシングルトラックへ。
二ツ塚峠までの坂道でヘロヘロとなり、あまりの軟弱さに愕然とする

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流石の師匠もシングルトラックの急坂は押しです

やはりシングルトラックは怖いなぁ特にクリートペダルだとビビッてしまう。
まぁ無理して転んでもやばいので慎重に行きます。
尾根道の途中から日の出町役場方面に下り秋川で解散。

師匠、お付き合いありがとうございました。
やはりダートはいいね。特にダブトラダートの下りは最高だっ!!

ぼちぼち走るか!GL入口編

本日はひととせ師匠と、お久しぶりのchicoryn嬢とで顔振峠へ。
色々と体に問題はあるが、徐々に動かして行かないとなまってしまうしね。

しかしながら、最近のchicoryn嬢のハイペースな活動が凄い!
なんと!4月だけで九州地区ブルベのはしごも含めて2000km以上走ったと言う
今年に入って5ヶ月半で200kmの私はどうなのよ、と突っ込みたくなる。
それも凄いのだが、2011年度日本人女性でブルベ走行距離数の第一位となったらしい。
何のジャンルにせよ日本一の人間が目の前に居ると言う不思議感が半端無い

飯能からまずは東峠を越えて299号へ。
ここに来るのも久々だが6キロ増えた体には拷問だ。

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短いけど毎度きつい「東峠」頂上付近

299号を渡り阿寺線を登りGLへ。拷問その2(涙

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お二人はスイスイと登って行きます

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顔振峠からの展望

今日はまさに自転車日和。湿度も低く、GLでは涼しく感じる程。
顔振峠からは富士山も見えた。私の数少ない体験の中では初めてだ。

昼食は顔振峠から少し進んだ所にあるレストラン「ベラヴィスタ」のテラスで。
お二人はピザ、私はパスタ。そしてそれぞれハーブティ。
ハーブティは希望の効能を伝えるとそれに沿った物をアレンジしてもらえるらしい。
今回はお任せ的になってしまったが、次回は「若返り」とオーダーしてみようw

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「ベラヴィスタ」さんとハーブティ

ここから引き返し、笹郷線を下りまたまた滝の入線の登り。拷問その3orz

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滝の入線ビュースポット、不法投棄警告看板は前からあったっけ?

不法投棄等は論外だが、最近何が頭に来るかって車からのポイ捨てが相当頭に来る。
自転車で走っていると、道路脇にはペットボトルや空き缶、コンビニ弁当のパッケージとかが
至る所に散乱している。ゴミを窓から平気で捨てるドライバーの神経が全く理解できない。
外国人が日本に来ての第一印象は何かと言うと、テクノロジーとかでは無く「CLEAN」なのだ。
そういう日本の素晴らしい伝統は是非継承されるべきだと思っている。

毛呂山から「新しき村」を通り、坂戸の「醤遊王国」へ。

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「醤遊王国」と「醤油ソフトクリーム」

「醤油醤油ソフトクリーム」はほんのり醤油の香りがしてとても美味しかった^^
焼き団子の香りにもそそられる。醤油が焦げた香りって最高の香りの一つかも
裏道を辿りつつ飯能で解散。

お二人とも極遅の私にお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
さ~~て、またボチボチと走り始めるかなぁ!

さて、chicoryn嬢が来週からまたまたブルベ三昧で6月末にはシアトルで行われる
1200kmブルベに参加するとのこと。いや~本当にすごい!
是非また素敵な土産話まってますよ

走行距離 60km

新緑の秩父を走る

昨日はFLメンバー、くーまーさん企画の「ランドナーでのんびりサイクリング」
参加してきた。
メンバーはくーまーさん、なす子さん、たぐーさん、ひととせ師匠、私の計5人。
くーまーさん、なす子さん、たぐーさんがランドナーという事で私もランドナーで
と思ったのだが、今回は輪行での参加なので悩んだ末にクロモリロードにした。

最近はいまいちランドナーでの輪行には二の足を踏んでしまう。
昔は普通にやっていたのだが(ってランドナーしか無かったが)フォークを引っこ抜いたり
マッドガードをはずしたり、とかを考えると面倒に思ってしまう。
色々と重いし。う~~ん、良くない傾向だなぁ・・・。

ただ、一人だけカーボンロードもどうなのよ?と考え、上出しケーブル+ダウンチューブ
Wシフトレバー仕様のおんぼろクロモリロードで。
まぁ、今年に入って4ヶ月で50km位を2回走っただけなので、この位のハンデはいいだろう。
と!集合場所に着くと普通に最新カーボンロードで参加している師匠w

小川町の道の駅から裏道を通りつつ林道梨子ノ木線から円良田湖へと向かいます。
この周辺はくーまーさん、なす子さんの庭みたいなものなので車が通らない
かつ雰囲気のいい道の連続です。

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雰囲気のいい道が続く

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円良田湖到着

円良田湖は1年半前位に1回来た事があるが、その時の一般的なルートでは無く劇坂も無く
自動車も入らない大変気持ちのいい道で上る。その後児玉方面に下ってから間瀬湖へ。
ここへも一般ルートでは無く、間瀬ダムを俯瞰出来る裏道を行く。
いや~道を知っているという事は素晴らしいもんです。くーまーさん、なす子さんに感謝!

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日本最古のコンクリートダム「間瀬ダム」を下から望む、レトロです

さて、いよいよ間瀬峠への上り。久々の峠はきつい
個人的イメージでは、距離が短い杖突峠と言う感じ。ヘロヘロとピークへ。

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ピークを少し過ぎた所にある展望ポイント

ここから下って皆野町の昼食場所「奥我」さんへ。有名なラーメン屋さんです。

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「奥我」さんとお奨めの坦々麺、すごく美味しかった!

外に出ると気温がえらく上がっている。
ここから曽根坂峠と言うミニ峠を越えるのだが、ダラダラと直線で私があまり得意では無い道。

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途中で秩父札所1番「四萬部寺」に立ち寄る

そう言えばずいぶん昔にFLメンバーのワニガメさんとあかおやじさんが自転車での
秩父札所巡りを開始し、2番まで行ったと言う記事を見たが、何時終わるのだろうか?w

ここから定峰峠への上りが始まる。斜度はそれ程でも無いが何だかすごくきついぞ
私の体内にはモチベーションと直結した温度計が設置されており、その温度計が
不快指数を越えたようだ。一人だったらUターンして秩父から輪行してたかもw
しかし、つい先日まで寒いとか何とか言っていたのだが、近年季節の移り変わりが
早い気がする。
と言うか、一番素晴らしい中間季節の春、秋が無くなってしまい
日本は今後二季になるんじゃないのか?

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2キロ位上った「まのじ庵」でジェラート休憩

ここからはジェラートで糖分補給をしたせいか、木陰が多くまた標高が上がって
気温が下がったせいか、少し調子が良くなるが、くーまーさんと師匠の姿は
あっと言う間に見えなくなるw

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頂上まで@700mの所で視界が開ける

定峰峠からはドッカ~ンと小川町までのダウンヒル。しかし皆さん飛ばすなぁ^^
小川町駅分岐でお別れし私は東武線で輪行。

参加されたみなさん、色々とありがとうございました!とても楽しかったです。
またよろしくお願いします。

走行距離 85.4km





久々の坂道

書く度に「久々」とか「リハビリ」なのでいい加減に嫌になる。
前回自転車に乗ってから1ヶ月半かぁ・・・坂道は4ヶ月位走って無いなぁ・・・(涙

何故かと言うと、体の調子が悪い。医者曰く「腱鞘炎」、俗に言う「バネ指」らしい。
右手中指は曲げたら最後自分の意思では元に戻らないし、左手人差し指は曲げる事自体が痛くて困難だ。
これではブレ-キ操作も危うい、と考えて敬遠していたのだ。

医者にはもう手術しかないと脅かされたが、一般生活にさほど支障がある訳でもないので
放置することに決定!やばくなったら大きな病院に行けばいいや、と深く考えない事にしたw

さてこの状態でちゃんと自転車に乗れるのか?
こういう無茶な実験にお付き合いしてくれるのがひととせ師匠であるw

目指すは名栗。実はびびっているので飯能まで車デポ
とりあえずあまりに久しぶりなので原市場線でも走りましょう、という結論に。

今回のもう一つの目的は師匠の新しい自転車を見る事。その自転車が下記の写真。

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TACURINO(タクリーノ)カーボンモノコックフレーム

私は自転車業界にあまり詳しく無いので知らなかったが、日本代表としてまた実業団の競技で
活躍された上阪卓郎さんと言う方が運営されているショップのオリジナルブランドが
「タクリーノ」である。

とにかくカッコイイ!!

何がカッコイイかって、パイプが何だとか、ジオメトリーがどうだとか、塗装がこうだとか、
言い出せば色々とあるだろうが、そういう王道的な事は自転車に詳しい方にお任せして、
私的に何が「ツボ」かと言うと、走っているのを1回も見たことが無い自転車だからである。
勿論知られていないブランドが全ていいと言う意味では無く、一部マニアの間では注目ブランドだが
生産数が少ない故にあまり世に出回っていない感が醸し出されていて、とてもいいではありませんか。

人間の指向性には2種類あって、みんなと同じ物を持たないと落ち着かない人と
みんなと同じ物を持つのは苦痛な人がいる。
多分、ひととせ師匠は私と同じく後者のような気がしたw

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48×30の坂仕様ギア。でもこれはちょっとずるいんじゃないか?w私も欲しい

さて、いつもの東峠と平坂飛村線はパスして直接原市場名栗線に取り付きます。
が、もうここまでで既にゼイゼイ。やばす

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最高地点は霧で何も見えず

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桜トンネルその1

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桜トンネルその2

平地の桜はすっかり終わりでしたが、桜トンネルはぎりぎり間に合いました。

そうそう懸念であった指の結果ですが、両手共に指が1本位曲がらなくとも自転車にはちゃんと乗れる、
という事が証明できましたまた、徐々に乗って行こうかな。

師匠、毎度お付き合いありがとうございました。

新撰組ポタ

久々の更新である。
何故更新しなかったか?と言うと単純にほとんど自転車&野外活動をしていなかったのである。
昨年末から右手中指の曲がりが悪かったり(正確に言うと曲げた指が戻らない)、
年始にBD-1で近所に買い物中、大転倒し脳震盪を起こしたりと、まぁ色々あるが、
最大の原因は今年の冬はあまりに寒くて自転車に乗るテンションにならなかった、と言うのが本音。
前回ブログの副題が「SB班走り収め」だが、ほとんど「人生自転車走り収め」と言う流れだ。

しかし、こんなダメな私だがありがたい事に優しい師匠がリハビリランに誘ってくれる。
それも私が大好きな「新撰組巡り」近所ポタ。昨日は意を決して6キロ太った体に鞭を入れる。
国立で師匠と落ち合い、多摩サイでチコリン嬢と合流する。
何だかこのお達者倶楽部3人でいると落ち着くw

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まずは「日野宿交流館」へ

係員の方に日野宿の歴史について説明して頂く。

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次はすぐ前の「日野宿本陣」へ

ここは土方歳三の姉が嫁いだ日野宿名主の佐藤家。様々なお雛様が展示中。

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次は「新撰組のふるさと歴史館」へ

ここでも新撰組の生い立ちについてじっくり説明して頂いた。

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コスプレ写真館w

さて私、新撰組が大好きなので少しおしゃべりしたい。
私が新撰組に興味を持ったのは歴史の授業等では無く司馬遼太郎著の「燃えよ剣」だが、
彼らは歴史的に為政者にとってアウトローなので、一般的には悪く言われるのが当然だ。
(実際に明治時代には悪の根源みたいな扱いだったらしい)
しかしながら新撰組って近年何故人気があるのだろうか?
日本人が大好きな判官贔屓?滅び行く男の美学?最近で言うと大河ドラマの影響?
まぁ、色々とあるだろうが、実はその人気の半分は土方歳三のあの肖像写真の公開だと思っているw

超有名な土方歳三の肖像写真だが、函館戦争の際に戦死した少し前に撮影されたとされている。
誰が見ても全てに完璧な日本人的美男子の凝縮顔で、男の私から見てもほれぼれする。
NETを見てもこの写真にノックアウトされて恋に落ちた女性が数多くいるし、
MNB48のリーダー山本彩が自室の写真をアップした時、大きな土方の肖像画が飾られていて驚いた事も。
実際、土産物屋では土方グッズがほとんど。
「土方歳三ファイルホルダー」はまだしも、「土方歳三うどん」なんてのも販売されているのだ!w
新撰組の顔写真が近藤勇の物しか現存していなかったならば、今のブームは無かったかもw

まっ、冗談はさておき新撰組は本当に興味深い。
私の数少ない新撰組体験の中でお奨めポイントを挙げるので、興味がある方は参考にしていただきたい。

・訪れるべき場所
「京都、壬生、八木邸」
新撰組の前身「壬生浪士組」の屯所(宿泊所?)として使用されていた屋敷。
芹沢鴨らが土方、沖田らに惨殺された部屋で説明の方から色々興味深いお話が聞けます。
(見える人には見えるらしい有名なスポットとのことです^^)
その際に沖田総司が勢い余って鴨居に付けた刀傷に萌えますw

・見るべき映画
「壬生義士伝」滝田洋二郎監督
浅田次郎の同名小説が下敷きで、吉村貫一郎と言うマイナーな隊士が主人公。
周辺人物等の描写が秀逸。特に斉藤一役の佐藤浩市が非常にいい雰囲気を出していると思う。
判りやすく新撰組の全体像を捉えるのに良い。

・読むべき小説
「燃えよ剣」司馬遼太郎著
新撰組ファン必読。この小説を契機に「人斬り集団」と言う新撰組のイメージが変わったか?
色々考えるとドラマ、映画、漫画、等全てこれが下敷きかも。

・読むべき本(マニア向け)
「新撰組顛末記」永倉新八著
大正まで生き残った二番組組長「永倉新八」が晩年新聞記者に口述した回顧録。
ただ、ちょっと自分の事を強く書き過ぎ?wしかしながら歴史的に非常に重要な書。

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高幡不動の土方歳三の像

昼食後高幡不動へ。土方歳三の像があるが、肖像画の雰囲気とちょっと違うかな。
各所で説明をたっぷり聞いたので時間が押して来て、ここから真っ直ぐに帰宅。
走行距離は57km。リハビリにはちょうど良かったかな^^

ひととせ師匠、チコリン嬢、毎度お付き合いありがとうごいざいました。

再び町田周辺(SB班走り納め編)

昨日は入会させていただいている4040クラブの「SB班走り納め」に参加して来た。

関戸橋でひととせ師匠&しげちさんと合流。
しげちさんは初めてお目にかかるが、頭の回転がすごく速く、話題も豊富で大変面白い方だった。
ただ、数々のヒルクライムレースにも参加されている、という事で私とは違ってガチのSBでもある^^

まずは記念館通りの坂に突入!二人のスピードが速いのであっという間に差が開く><
いきなりの激坂に(私にとって)心拍数急上昇で気管支がゼーゼーとなる

坂を下って若葉台あたりのマックでchicoryn嬢と合流し、そのままマックでコーヒータイム。
昼食場所到着への時間調整なのだが、実に私向きなスケジュールだw
chicoryn嬢は何やら風邪を引いたらしく、参加が危ぶまれたが何とか体調も戻ったようだ。
しかしあのchicoryn嬢も風邪を引くのか・・・いやいや、そういう意味では無くて、
日常あれだけ体を鍛え、鋼の女と呼ばれる人も風邪を引くんだな、という事であります

で、少し走って本日のメイン訪問地、昼食場所の「櫻屋」。

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旧民家を改造した?「櫻屋」

大変判りにくい場所にぽつんとあるお店だが、超有名店で昼時は大混雑するらしい。
とりあえず色々あるメニューだが、一番安い物を頼んだ方がいいw
実はこのお店の特徴は食べ放題の「お惣菜」なのだ。

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色々あるお惣菜が全部食べ放題!!

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欲張って手当たり次第に取ってみました

はっきり言ってそこら辺にあるホテルのバイキングどころじゃない。
そして近所のおばあちゃん達が協力している、とかでそのほとんどが和食関係なのが私的には大変いい。
ただ、人気の物はすぐに無くなってしまうとの事なので、早めの時間帯に行くのがいいのかも。

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これはメニューから頼んだざるそば。まぁ普通です^^(撮影前に少し食べちゃいましたw)

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食事場所の隣のスペースでコーヒータイム。これもタダ!

すぐ隣のスペースではコーヒーやおしるこのサービスがあるが、これも全部無料
場所が場所だけになんですが、この店本当に儲かっているのかなぁ?
そう言えば先日銀座で1800円のランチを食べたけど、その内800円位は店舗の賃貸料だったのかな?
な~んて考えたりした。物の値段の本質は本当に難しいもんです。

ここから鶴見川CRを通って町田街道のケルビムさんへ。
鶴見川CRはバイク止めのポールがやたらと多く大変走りずらい。

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ジャパンフレームビルダーの老舗の一つ「ケルビム」

「ケルビム」はブランド名で会社名は「今野製作所」さん。
1965年創業の日本の自転車フレームビルダーの老舗だ。
数ある老舗ビルダーが後継者でお悩みのようだが、こちらは2代目がちゃんと育っていて、
新しい感覚でモデルを発表されており、アメリカ辺りでも大変評価が高いようだ。
基本的にはクロモリモデルのオーダー専門店で、店内には美しい自転車達が佇んでいる。
う~~ん、ビューティフル!!しかし目の保養と共に目の毒だw
1日いたら絶対にオーダーしてしまいそうだ
因みに現在、オーダーから完成まで8ヶ月とのこと。クロモリ復権!喜ばしい限りだ。

その後戦車道から2週間前に訪れた小山田緑地公園や谷戸に寄り、尾根幹から大栗川CRを経て
多摩CRに戻り、残念ながら納会にはやむなく参加出来ず一人離脱。
ヘッドライトを点灯した4時過ぎから風も吹いて来て寒くなるが、5時過ぎには帰宅。

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戦車道

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2週間ぶり^^小山田緑地公園展望台

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2週間ぶり^^小山田地区谷戸。本当に素晴らしい情景@東京都町田市

そう言えば、帰りのCRでchicoryn嬢と「いかに健康で前向きな老後を過ごすか?」みたいな
テーマを議論しながら走る
このテーマは笑い話じゃなくて、実はこれからの日本の一番大切かつ重要な問題なのだと思っている。
人に迷惑掛けずにいかにお仕舞いを迎えられるか?高齢化社会でみんな悩んでいるんだよね。

参加されたみなさん、お疲れ様でした!
またよろしくお願いします。

走行距離   86km
獲得標高  628m









お山の向こう側は・・・

今日はひととせ師匠と名栗でも周遊しようかという計画。
昨日までと違って天気は素晴らしくいいのだが、えらく寒い。
サイクルメーターの温度計によると2度!
筋肉が硬直してしまってよく動いていないような感覚。

成木街道から小沢峠を越えて名栗に入る。
名栗に入ると昨日降ったと思われる雪が道路脇にちらほら。
また、走っていると路面が濡れているのか?凍っているのか?一瞬判らない場所がある。

昔バイクで峠を下っていた時、いきなり全面凍結コーナーが出現!
普通に転倒したが路面凍結と下りのため、バイクが30メートル位そのまま滑って行き、
ガードレールに激突した思い出がスローモーションのように思い出され、慎重に走ります。

山伏峠道に入ると、流石に暑くなって来てウィンドブレーカーを脱ぐ。

R0010745-s.jpg
山伏峠で一番きつい大カーブ

山伏峠道は木陰では所々凍結箇所もあるが、特に走行には問題ない。
いつもの通りユルユルと登って峠へ。

R0010751-s.jpg
山伏峠頂上

ここから少し下って旧正丸峠を上り、299号から天目指峠を越えて名栗に戻ろう、
と言う予定を立てていた。そして山伏峠を下ると・・・

R0010755-s.jpg
「なんじゃ!こりゃ」の旧正丸峠上り口

旧正丸峠道は昨日の雪で全面凍結!お山の向こうはやはり別格だなぁ。
当然乗る事は不可能で、SPD-SLシューズでは歩くこともままならず、そのまま引き返す。

帰りは時間の余裕が出来たので、ターニップでランチ。
私は最近お好みの「焼きカレー」。うまいです

R0010757-s.jpg
最近お気に入りの「焼きカレー」。体が温まりました

師匠、毎度お付き合いありがとうございました。

今日は大変寒く、何だか1日中筋肉が強張っている感じで足が全然回らなかった・・・。
自転車再開して2年になりますが、私にとってのベストシーズンって何だかスゲー短いぞw

走行距離   112km
獲得標高  1094m
プロフィール

K田

Author:K田
オーバーフィフティおやじの自転車関係を
メインとしたたわ言です。

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